– Adobe Illustretor –
線幅ツールと線幅プロファイルで
様々な形の線を描く方法
線幅ツールと線幅プロファイルで様々な形の線を描く方法 のご紹介です。
アドビイラストレーターで線を引くと、何もしないとシンプルな一本の線になりますよね。
これを、様々な形状にさせることができます。例えばこんな風に。
これをするための機能が、「線幅ツール」と「線幅プロファイル」です。CS5から導入されたらしいこの機能。線幅ツールで自由に作成した形を、線幅プロファイルで適用させる流れとなるのですが、まずはオリジナルでつくる前に、既存の線幅プロファイルを使用する方法からご説明します。
まずは「線幅プロファイル」から
既存の形状を選択して使用してみる
前述のように自分で自由に形を作ることもできるのですが、すでに初期段階からいくつかのプロファイルが選べるようになっていると思います。まずはこちらを試しに使ってみましょう。
簡単です。
オブジェクトとして引いた線を選択した状態で、「線」ウィンドウの一番下、「プロファイル」から好きな形状を選択してください。
(ウインドウが開かれていない場合は上部メニューの「ウィンドウ」から「線」で表示させます。もしウィンドウは開いているのにない場合は、ウィンドウ内、「線」と書かれている横の矢印を何回かクリックしてみてください)
これだけで、線の形が変化します。
「線幅ツール」でオリジナルの形の
プロファイルを作成するには?
次に、もっと違う形の線が引きたいんだ!という場合。「線幅ツール」を使用してオリジナルの形のプロファイルを作成することができます。こちらも割と簡単です。
線幅ツールは、ツールボックス内のこのマークです。
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①まず、適当な長さの線のオブジェクトを用意します。
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②次に、その線のどこかを線幅ツールで動かしてみましょう。試しに真ん中あたりを広げてみると…
こうなって、
こうなります。それっぽいものができました。
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③ ②でつくった線を、今後は線幅プロファイルに組み込みます。作成した線がプロファイル内に表示されているのを確認したら、一番下の「プロファイルに追加」をクリック。
これでオリジナルのプロファイルが作成され、いつでも使えるようになりました。
線幅ツールの機能の補足
■上下非対称の形にするには…
線幅ツールで形づくる際、「option」キー(macの場合)を押しながら動かすと上下どちらかだけ変形させることができます。
■数値を指定して変形させるには…
線幅ツールで線をダブルクリックすると、上(側辺1)、下(側辺2)、全体(全体の幅)でそれぞれ数値を打ち込めるようになります。
■自由に動かして、様々な形に
変形ポイントを増やしたり、動かしたりして様々な形をつくることができるので、いろいろ試してみてください。
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