「qldhlvjadvidlvmjkalskjdlakj」という名前のブランドがあったとしたら、どうでしょうか。読み方はわからない。やたら長い。音もよくない。覚えにくい…。ロゴデザインの作成やブランディングには、名前のチカラが大きく影響します。
名前に商品の強みが現れていれば、商品パッケージがもつ販促効果は高まります。わざわざ高い費用を払って広告をうたなくても、ただ店頭に並んでいるだけでキャッチコピーとして広告塔になってくれるのです。
「一番搾り」「スーパードライ」「宅急便」「おいしい牛乳」「クリアクリーン」「キュキュット」「ウコンの力」…
企業名でも同じことが言えます。名刺を渡す時など、名前とそのロゴデザインだけで「わたしの会社はこういう素敵な会社です」と勝手に自己紹介をしてくれます。
ただしこれは日用品に多く見られる名前の付け方で、高級感やオシャレ感を訴求するのには向いていません。
「インターナショナル・ホームページ・カンパニー」。一度聞くと、どんな会社なのかぼんやりとは想像できるかと思います。しかし、おそらくすぐに忘れてしまうでしょう。この名称には個性がありません。市場のカテゴリを表す一般的な単語は、ほとんどの場合差別化を難しくし、印象に残りにくくします。わかりやすさから、短期的メリットしか見ずにブランド名をつけるのは避けましょう。ただし、「○○○ネットワークス」など、個性と分かりやすさをミックスし、なおかつ長すぎない名称はその限りではありません。
明快で覚えやすく、音が良いのは当然として、それプラス大事なのは個性です。最近はインターネットでの企業活動や販促を図ることも多く、同じ名前、似た名前はすぐにわかってしまいます。企業ロゴデザインであれば希望のドメイン(http//:…@の後につくブランド名などの単語)がとれなかったり、ロゴマークの商標登録ができない可能性があるといったデメリットもありますので、慎重に検討すべき重要なポイントです。
福岡は国内有数の都市として、多くの企業がしのぎを削る激戦区です。同業他社との差別化に大きく貢献するロゴデザイン制作や企業ブランディングをお考えなら、当事務所にご相談ください。