大川家具の展示会 「Okawa The Future Furniture 2015」DM・広告などのデザイン のご紹介です。

こんにちは、福岡のデザイン事務所エスグラフィックスです。

「Okawa The Future Furniture」は、年4回行われる内、10月に開催される大川家具の展示会。業界関係者が数千人規模で訪れる大きな家具見本市です。

2015年版のコンセプトは「Challenge -チャレンジ-」。

日本の主要な家具産地として挙げられるのは、旭川（北海道）、静岡、飛騨（岐阜）、府中（広島）、徳島など。その中でも大川といえば、500年近い歴史を誇る、生産規模日本トップの家具産地です。

DMや広告のデザインでは、大量の家具を日の丸に見立て、日本一を固く押し留めるのではなく、さらなる柔軟な進化を目指す挑戦の姿をビジュアルに込めました。

近年のインターネットショッピングのブームで、家具も例に漏れず店舗売り上げが落ち込んでいるそうです。しかしそんな状況だからこそ、家具づくりの技術やデザイン性の追求はもちろん、海外への販路拡大やこれまで繋がりの少なかった異業種へのアプローチ、国産材を使用した商品開発とブランディングなどさらなる「チャレンジ」を続ける大川家具の姿が、少しでも垣間見えるデザインになっていれば嬉しく思います。

個人的な印象ですが、大川家具は全体的に、木をはじめとした素材を活かし、洗練されつつも温もりのある家具づくりを得意としているように感じます。

毎年行われているこの展示会は業界関係者向けとなっていますが、皆さんもぜひ全国の店舗などにて、大川のつくる家具の温もりに触れてみてください。